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ゲームから始まった恋が怖かった

私は一時期、とんでもないネットストーカーを恋人にしてしまっていました。私の趣味はゲームなのですが、その嗜好がかなり男性向けです。所謂ライト層お断りの硝煙と血生臭いゲームしかしません。

 

ある時私は性別を明かさないでメル友を募集して、その人と一緒にゲームを遊んでいました。私はただの友達感覚でしたが、彼はメールで私が女性だとわかると驚きながらもゲームの相手を続けてくれました。

 

相手は私を丁寧な男性だとばかり思っていたようです。それで何ヶ月もメールをやり取りして顔の写真も交換した所で、彼から告白されました。私も彼のことは嫌いではなかったので了承しましたが、それが悲劇の始まりでした。

 

彼は私が少しでも気に入らないことをすると怒り狂う、悪ガキのような人間でした。それでも一時期私は惚れていたので、怒らせてはご機嫌を取るような日々を送っていました。とあるオンラインゲームで私は彼のチームに所属していましたが、ある日野良で参加したパーティーのリーダーから私だけがスカウトされました。

 

彼にもそのことを話したところ、いい経験だから行ってきなよと快く送り出してくれました。それからは私は新チームでばかり活動していました。彼のことを放置しかけていたところで「今すぐチームを辞めろ、辞めないなら殴りこみに行く」とメールで怒られました。

 

自分のチームの情報は何も話していなかったので、そんなことができるわけがありません。彼には「これから大学の研究やら就活やらで忙しくなるから、メールもあまりできない。ゲームも放置してるだけでやってないよ」とメールを送りました。

 

その時は信じて貰えたのかあっさり承知したと言いましたが、それは条件付きでした。毎日50回連絡をしろと気持ち悪いことを色々と要求されました。放置してもどんどん次の要求がくるので着信拒否までしました。

 

するとオンラインゲーム上のメールにも同じような文のメールが入っていました。彼は私が失望させるようなことをすると一気に萎える性質がありました。なのでここぞとばかりに彼を貶めるような内容のメールを送ってみました。

 

すると案の定「お前には失望した。最低の偽善者だ」とメールが入り、それきりメールがぱったりと途絶えたのでした。それから数年経ちましたが、未練たらしいメールは一通も送られてきていません。後味は最悪ですが、厄介な変態から逃れられて良かったです。

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